熟饌(読み)じゅくせん

世界大百科事典(旧版)内の熟饌の言及

【供物】より

…したがってその調理・調製も,それを食した時代にもっとも好まれた方法をとり,盛り付けされるのが本来の姿であった。神饌には生のままの生饌と,煮炊きした熟饌があり,現代では前者が支配的であるが,本来の意義からは後者が主であった。 仏供は本質的には神饌と同じであるが,大寺院の法要などの仏供は,鎮壇荘厳の具としての性格を帯び,円柱形・円錐形などに整形して盛り付け,彩色をほどこしたりしてきれいに飾り立てる風がある。…

※「熟饌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android