熟議(読み)じゅくぎ

精選版 日本国語大辞典 「熟議」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ぎ【熟議】

〘名〙 十分に評議すること。よくよく相談すること。
日本外史(1827)二一「主税曰、内府有別命使公君臣熟議三日而後告一レ之」
新聞雑誌‐八号・明治四年(1871)七月前途目的を熟議(ジュクギ)し」 〔宋史‐蘇轍伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「熟議」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ぎ【熟議】

[名](スル)十分に論議を尽くすこと。「熟議したうえの結論

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「熟議」の読み・字形・画数・意味

【熟議】じゆくぎ

十分に審議する。〔宋史、轍伝〕(王)安石、の書を出だし~熟議せしめて曰く、不らば、以てげて疑ふこと勿(なか)れと。轍曰く~賤(やす)きことらば必ず糴(か)ひ、貴(たか)きことらば必ず糶(う)らば~安(いづく)んぞ貸すことを用ふるを爲さんと。~安石~此れより、を逾(こ)えてを言はず。

字通「熟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android