熙明親王(読み)ひろあきらしんのう

世界大百科事典(旧版)内の熙明親王の言及

【五辻宮】より

…京都市上京区五辻に殿宅があるのにちなむ。初代は亀山天皇の子守良親王で,出家し覚浄(覚静とも)と号し,1327年(嘉暦2)相伝した五辻屋地を持明院統の鎌倉宮将軍久明親王の子と思われる式部卿若宮(熙明親王か)に譲った。建武中興時には守良親王の子と思われる宗覚との間に相論があったが,南朝方の将として各地に転戦した守良親王方の没落に伴い,熙明親王の子孫が宮号を襲封した。…

※「熙明親王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android