照坊(読み)てれぼう

精選版 日本国語大辞典 「照坊」の意味・読み・例文・類語

てれ‐ぼう ‥バウ【照坊】

〘名〙 間の悪い思いをすること。きまりの悪い思いをすること。また、その人。
談義本・興談浮世袋(1770)四「諸礼者の座のさばき、妓女(おどりこ)のてれぼう、坐頭の杖つき、茶人の床ぼめ」
洒落本辰巳婦言(1798)四つ明の部「東吉は一向てれぼうにてなんともいわず」

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