煎茶家(読み)せんちゃか

精選版 日本国語大辞典 「煎茶家」の意味・読み・例文・類語

せんちゃ‐か【煎茶家】

〘名〙 煎茶の道にあかるい人。また、煎茶の道を好む人。
洒落本・讚極史(1789‐1801)「喜撰の新ときては煎茶(センチャ)家のひねる所さ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の煎茶家の言及

【煎茶道】より

…在原業平の故地三河国八橋の無量寿寺を再興,その住職となって終えるが,その間煎茶の普及につとめた。
[家元の誕生]
 こうした煎茶隆盛を背景に現れたのが,独立した煎茶家,いわゆる煎茶道家元の誕生である。大坂で醸造業を営み,のち売茶翁の風雅にあこがれ,煎茶家として独立したのが田中鶴翁(1782‐1848。…

※「煎茶家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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