煎殻・炒殻(読み)いりがら

精選版 日本国語大辞典 「煎殻・炒殻」の意味・読み・例文・類語

いり‐がら【煎殻・炒殻】

〘名〙
① 細かく切った鯨の肉を煎り、油を取って干した食品ころ
浮世草子・当世乙女織(1706)七「久しぶりでの酒事、むかしに易(かは)りてわびたる命、いりがらに手作の唐がらし」
豆腐のからを煎り、味を付けたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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