焼津鰹節(読み)やいづかつおぶし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「焼津鰹節」の解説

焼津鰹節[加工食品]
やいづかつおぶし

東海地方、静岡県の地域ブランド。
静岡県焼津市で製造された鰹節。明確な生産履歴、徹底した衛生管理および品質管理、昔ながらの製法などを基本とし、熟練した職人日数を掛け丹念につくり上げた製品。適度な脂肪分を含みマイルドな香りがある。鰹仕上節・鰹荒仕上節・鰹荒節のブランド認定基準を満たしたものであり、また、それらの鰹節を原料として加工した商品に、焼津鰹節のブランド認定マークの表示が許可されている。2006(平成18)年12月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5008903号。地域団体商標の権利者は、焼津鰹節水産加工業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「焼津鰹節」の解説

焼津鰹節

静岡県焼津市で製造される鰹節のうち一定の基準を満たしたもの。毎年皇居で行われる新嘗祭の神饌用として献上されるなど、良品質で知られる。地域団体商標。

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