デジタル大辞泉 「焼け」の意味・読み・例文・類語 やけ【焼け】 1 焼けること。焼けたもの。「丸焼け」「日焼け」2 日の出前と日没後に、空が赤く見えること。「朝焼け」「夕焼け」3 硫化鉱物、特に黄鉄鉱に富む鉱床の露出部分。黄鉄鉱が褐鉄鉱になって褐色または暗褐色を呈し、焼けたように見える。4 (接尾語的に用いて)日焼けすること。また、日焼けの跡についてもいう。「ゴルフ焼け」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「焼け」の解説 焼け 硫化鉱物とくに黄鉄鉱に富む鉱床の露頭.この部分は褐鉄鉱が存在するため褐色または暗褐色となり,物が焼けたような外観を呈する.この語は英国コーンウォール地方語で,細胞状(cellular)の褐鉄鉱と脈石の酸化された露頭で,多くの鉱体の上に横たわるものをいう[Bateman : 1952]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
百科事典マイペディア 「焼け」の意味・わかりやすい解説 焼け【やけ】 鉱床の地表に露出している部分で,酸素・炭酸ガスなどを溶かした地表水・地下水の作用を受けて酸化その他の変化を受けているもの。金属硫化物は酸化物や炭酸塩などに変わり,特に鉄の硫化物は褐鉄鉱に変わっている。地下の鉱床存在の可能性を指示するもので,探鉱の手がかりになる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報