然もあらず(読み)さもあらず

精選版 日本国語大辞典 「然もあらず」の意味・読み・例文・類語

さも【然も】 あらず

「さも①」を否定するいい方。そうではない。そんなことはない。
※竹取(9C末‐10C初)「龍の頸の玉や取りておはしたる、いな、さもあらず、御眼二つに杏のやうなる玉をぞ添へていましたる」

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