焦臭(読み)こげくさい

精選版 日本国語大辞典 「焦臭」の意味・読み・例文・類語

こげ‐くさ・い【焦臭】

〘形口〙 こげくさ・し 〘形ク〙 物の焦げたようなにおいがする。焦げたにおいの感じである。きなくさい。
※古活字本毛詩抄(17C前)一六「又香を尚ほどに焦くさいによって火をたくぞとみたぞ」
こげくさ‐さ
〘名〙

こがれ‐くさ・い【焦臭】

〘形口〙 こがれくさ・し 〘形ク〙 物が焦げるにおいがする。焦げくさい。きなくさい。〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android