無線(読み)むせん

精選版 日本国語大辞典 「無線」の意味・読み・例文・類語

む‐せん【無線】

〘名〙
電線をひかないこと。電線の必要がないこと。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一「『無弦の素琴を弾じさ』『無線の電信をかけかね』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「無線」の意味・読み・例文・類語

む‐せん【無線】

電線を架設しないこと。ワイヤレス。⇔有線
無線電信」の略。
無線電話」の略。
[類語]無電電信電報

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

サルノコシカケ

サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。下面には無数の穴があ...

サルノコシカケの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android