無節操(読み)むせっそう

精選版 日本国語大辞典 「無節操」の意味・読み・例文・類語

む‐せっそう ‥セッサウ【無節操】

〘名〙 (形動) 節操のないこと。行為節度のないこと。また、そのさま。無節
※野の花(1901)〈田山花袋〉一〇「一言の下に、多情だの無節操だのと罵って了ふやうな事」

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デジタル大辞泉 「無節操」の意味・読み・例文・類語

む‐せっそう〔‐セツサウ〕【無節操】

[名・形動]節操のないこと。また、そのさま。「無節操な振る舞いをする」
[類語]うやむや不確か曖昧あやふや漠然おぼろげぬらりくらりぬらくらのらりくらりのらくらぼやかす洞ヶ峠言を左右にする言葉を濁す煮え切らないどっちつかず要領を得ない苛立つじれる苛つく業を煮やす痺れを切らす歯痒いじれったいもどかしい辛気臭い苛立たしいまだるっこい躍起隔靴掻痒いらいら荒れる荒らすすさむすさぶ焦慮苛立ち焦燥焦るせく急き込む気が急く逸るテンパる焦心尖るまどろっこい手ぬるい生ぬるいのろ臭い間怠まだる間怠まだるこしい小心弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり内気怯懦きょうだ怯弱きょうじゃく意気地なし小胆小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断柔いやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く音を上げる悲鳴を上げる気が弱い腰が弱い肝が小さい肝っ玉が小さい

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