無為徒食(読み)ムイトショク

デジタル大辞泉 「無為徒食」の意味・読み・例文・類語

むい‐としょく〔ムヰ‐〕【無為徒食】

[名](スル)なすべきことを何もしないでただ遊び暮らすこと。「貯金を頼りに無為徒食して日々を過ごす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無為徒食」の意味・読み・例文・類語

むい‐としょく ムヰ‥【無為徒食】

〘名〙 何の仕事もしないでただぶらぶらして暮らすこと。
東京学(1909)〈石川天崖〉一〇「此の世に生れ出たからには無為徒食(ムヰトショク)すべきものでない」

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四字熟語を知る辞典 「無為徒食」の解説

無為徒食

何の仕事もしないでただぶらぶらして暮らすこと。

[活用] ―する。

[使用例] ある者は円本印税によって無為徒食し[大宅壮一*文学史的空白時代|1928]

[使用例] 無為徒食の島村は自然と自身に対する真面目さも失いがちなので[川端康成雪国|1935~47]

[解説] 「徒食」はむだ食い。働きがなく、食べるだけであること。

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