無死(読み)むし

精選版 日本国語大辞典 「無死」の意味・読み・例文・類語

む‐し【無死】

〘名〙
仏語。死ぬことがないこと。
正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀「無無性なるべしや、無法界・無法性なるべしや、無死なるべしやと功夫せず」
野球で、ひとりアウトにならないこと。アウト‐カウント一つもとられていないこと。ノーダウン
ベースボール(攻撃篇)(1927)〈飛田穂洲〉二「無死(ムシ)の場合に於ける走者は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「無死」の意味・読み・例文・類語

む‐し【無死】

野球で、その回にまだアウトカウントが記録されていないこと。ノーダウン。ノーアウト。「無死満塁」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android