無拍リズム(読み)むはくりずむ

世界大百科事典(旧版)内の無拍リズムの言及

【リズム】より

…西欧の舞曲や古典派・ロマン派の音楽を支配したリズムのタイプで,18世紀末の理論書では最も基礎的なリズムとして扱われた。また,拍群が一定の周期で反復するのではなく,いろいろな拍群をもつもの,また,拍が不明確なものなど種々のタイプが考えられ,とくにグレゴリオ聖歌のように拍が不明確なリズム法を無拍リズム(自由リズム)と呼ぶことがある。 リズムは西欧音楽においては形式構造のうえで大きな役割を果たしてきた。…

※「無拍リズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」