無尾類(読み)ムビルイ

デジタル大辞泉 「無尾類」の意味・読み・例文・類語

むび‐るい【無尾類】

無尾目両生類総称カエル類。おたまじゃくしには尾があるが、変態後に消失四肢が生じ、特に後肢が発達して跳躍に適する。昆虫などの小動物捕食。約2700種が知られ、熱帯地方中心分布

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精選版 日本国語大辞典 「無尾類」の意味・読み・例文・類語

むび‐るい【無尾類】

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「無尾類」の意味・わかりやすい解説

無尾類
むびるい
anuran
batrachian

両生綱無尾目Anuraに属する動物カエル類をさす。有尾類と異なり、成体に尾がない。極地砂漠を除く全世界に広く分布し、種数は両生類でもっとも多い

倉本 満]

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改訂新版 世界大百科事典 「無尾類」の意味・わかりやすい解説

無尾類 (むびるい)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無尾類」の意味・わかりやすい解説

無尾類
むびるい

カエル類」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の無尾類の言及

【両生類】より

…サイレン類は角質のくちばしをもち,後肢を欠く。無尾類は胴が太短くて尾がなく,後肢が前肢よりもずっと発達している。体表にはうろこ,羽毛,毛を生ぜず皮膚は常に裸出し滑らかで,粘液腺と顆粒(かりゆう)腺とが一面に分布し,湿っている。…

※「無尾類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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