無始曠劫(読み)むしこうごう

精選版 日本国語大辞典 「無始曠劫」の意味・読み・例文・類語

むし‐こうごう ‥クヮウゴフ【無始曠劫】

〘名〙 はじめを知ることができない過ぎ去った遠い昔。永久無限の過去
平家(13C前)一〇「妻子といふものが、無始曠劫よりこのかた生死に流転するきづななるがゆゑに」

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デジタル大辞泉 「無始曠劫」の意味・読み・例文・類語

むし‐こうごう〔‐クワウゴフ〕【無始××劫】

始めがわからないほどの遠い過去。
「妻子といふものが、―よりこのかた生死に流転するきづななるがゆゑに」〈平家・一〇〉

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