無力感(読み)むりょくかん

精選版 日本国語大辞典 「無力感」の意味・読み・例文・類語

むりょく‐かん【無力感】

〘名〙 ある物事に対して無力であることがわかったときの、また、何をしても無駄であると知ったときの、虚脱したような感じ
※志賀直哉論(1953)〈中村光夫暗夜行路「こういう無私熱情あるいは、それに伴う無力感は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「無力感」の意味・読み・例文・類語

むりょく‐かん【無力感】

自分に力がないとわかったときのむなしい気持ち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android