烏笛(読み)カラスブエ

デジタル大辞泉 「烏笛」の意味・読み・例文・類語

からす‐ぶえ【×烏笛】

歌舞伎で、烏の鳴き声の効果音を出す笛。竹筒内部に太さの異なる竹筒を三重に入れ、リードをつけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「烏笛」の意味・読み・例文・類語

からす‐ぶえ【烏笛】

〘名〙 芝居擬音一種である烏の鳴き声を出す竹製の笛。また、この笛で出す烏の鳴き声。
※歌舞伎・花街模様薊色縫(十六夜清心)(1859)二幕「本釣鐘の明六つ、烏笛・鳥追合方にて」

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