烏猫(読み)からすねこ

精選版 日本国語大辞典 「烏猫」の意味・読み・例文・類語

からす‐ねこ【烏猫】

〘名〙 毛色真黒な猫。江戸時代労咳(ろうがい)(=肺結核)を病む者がこれを飼うと病気がなおるという俗信があった。
※雑俳・柳多留‐二三(1789)「夜見れば目斗(ばか)りあるくからす猫」

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デジタル大辞泉 「烏猫」の意味・読み・例文・類語

からす‐ねこ【×烏猫】

黒色の毛の猫。
[補説]江戸時代、労咳ろうがい(肺結核)の者が飼うと病気が治るとする俗信があった。

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