点眼(読み)テンガン

デジタル大辞泉 「点眼」の意味・読み・例文・類語

てん‐がん【点眼】

[名](スル)目に薬液をたらすこと。「朝晩二回点眼する」「点眼薬」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「点眼」の意味・読み・例文・類語

てん‐がん【点眼】

〘名〙 目に薬液を注ぎ入れること。
南小泉村(1907‐09)〈真山青果〉七「さも器用さうな手付きで点眼をはじめた」

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世界大百科事典(旧版)内の点眼の言及

【肖像】より

…このような外見上の写実と内面への迫真を〈伝神写貌(でんしんしやぼう)〉と称し,肖像の価値判断の基本概念を成立させたのである。顧愷之は〈伝神とは精神を伝えることであり,写貌はそのための手段である〉とし〈眼は心の窓〉として,真なるものを表現するためには〈点眼(てんがん)〉(瞳を描き入れること)を肖像画制作第一の課題とした。 精神的なものの理想的な表現形式は正面性である。…

※「点眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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