炳焉(読み)へいえん

精選版 日本国語大辞典 「炳焉」の意味・読み・例文・類語

へい‐えん【炳焉】

〘形動タリ〙 あきらかなさま。いちじるしいさま。
明衡往来(11C中か)上本「件泉殊被洒掃。風流炳焉。其水冷不寒冬之水」 〔班固両都賦序〕

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デジタル大辞泉 「炳焉」の意味・読み・例文・類語

へい‐えん【××焉】

[ト・タル][文][形動タリ]はっきりとしているさま。あきらかなさま。炳然。炳乎へいこ
「時に―とした悲しみに」〈嘉村途上

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普及版 字通 「炳焉」の読み・字形・画数・意味

【炳焉】へいえん

明らか。漢・班固〔両都の賦の序〕孝の世、論じて之れをす。蓋(けだ)し奏する。而る後大、炳焉として三代と風を同じうす。~國家の美、闕(か)くべからざるなり。

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