炎色・焔色(読み)えんしょく

精選版 日本国語大辞典 「炎色・焔色」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょく【炎色・焔色】

〘名〙
① ほのおの色。夏の暑い陽光の比喩としても用いる。
※浄業和讚(995‐1335)下「三毒五欲の焔色は、まなこのまへに対すれど」
※寛斎摘草(1786)二・夏日仲温邀飲海亭「急雨収炎色、軽雷送遠声
化学で、吹管分析の際、鉱物種類によってランプの炎に現われる種々の色彩

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