炎細胞・焔細胞(読み)ほのおさいぼう

精選版 日本国語大辞典 「炎細胞・焔細胞」の意味・読み・例文・類語

ほのお‐さいぼう ほのほサイバウ【炎細胞・焔細胞】

〘名〙 原始的な排出器官である原腎管を構成する終端細胞。細長い中空の細胞で、その内部にある繊毛を動かして周囲組織から老廃物を集め、主管を経て排出孔から体外へ排出する。扁形動物紐形動物輪虫類などに見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android