灯心で竹の根を掘る(読み)とうしんでたけのねをほる

精選版 日本国語大辞典 「灯心で竹の根を掘る」の意味・読み・例文・類語

とうしん【灯心】 で=竹(たけ)[=楠(くす)]の根(ね)を掘(ほ)

(俗に、産(う)まず女(め)は死んでから地獄に落ち、灯心で竹の根を掘らされると言い伝えられたところから) やってもできない、苦労しても効果のないたとえ。
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)四「たとへ又の世に灯心(トウシン)にて竹の根をほらさるる事もままよ扨」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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