火鑽火・燧火(読み)ひきりび

精選版 日本国語大辞典 「火鑽火・燧火」の意味・読み・例文・類語

ひきり‐び【火鑽火・燧火】

〘名〙 火鑽り方法で鑽り出した火。
霊異記(810‐824)中「信の燧(ヒキリビ)を東春に攅(き)り、熟火を西秋に炬(た)く。〈国会図書館本訓釈 燧 ヒキリ備乎〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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