火水に入る(読み)ひみずにいる

精選版 日本国語大辞典 「火水に入る」の意味・読み・例文・類語

ひみず【火水】 に 入(い)

① 火や水の中にはいる。危険な状態におちいる。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「火水にいれども、宮はみもいれ給はず」
② 転じて、火水をも恐れず尽力する。非常に力を尽くす。
※栄花(1028‐92頃)見はてぬ夢「志の限りひみづにいり惑ひあつかひ」

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