火打石・燧石(読み)ひうちいし

精選版 日本国語大辞典 「火打石・燧石」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐いし【火打石・燧石】

〘名〙 火打金と打ち合わせて、火を打ち出すのに用いる。多くは白色青みを帯びた石英を用いた。ひうちかど。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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