火力(読み)かりょく

精選版 日本国語大辞典 「火力」の意味・読み・例文・類語

か‐りょく クヮ‥【火力】

〘名〙
① 火の力。火の強さや勢い。火が燃えるときに出す、熱エネルギー
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三「いかにしてか、火力を減ぜざらしめんと、案じ思ふに」 〔陶弘景‐答朝士訪仙仏書〕
大砲機関銃小銃などの威力火器の勢い。
肉弾(1906)〈桜井忠温〉一七「敵は一層火力を増大して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「火力」の意味・読み・例文・類語

か‐りょく〔クワ‐〕【火力】

火の燃える勢い。また、燃える火の強さ。「火力が弱い」
銃砲などの火器の威力。「敵は火力においてまさる」
[類語]パワー引力万有引力斥力重力無重力無重量揚力浮力動力推力惰力弾力表面張力向心力求心力遠心力水力風力原子力電力磁力

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android