火を吹く力もない(読み)ひをふくちからもない

精選版 日本国語大辞典 「火を吹く力もない」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 を 吹(ふ)く力(ちから)もない

(かまどの下の火を吹きたてることもできない意から) この上もなく貧困で暮らしをたてていく力もないことのたとえ。
※咄本・戯言養気集(1615‐24頃)下「此発句に自慢せし人、のち一段富盛へけり。又のせて笑ふたる者ハ、火をふかふちからもなふなった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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