瀬見温泉(読み)せみおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「瀬見温泉」の意味・わかりやすい解説

瀬見温泉
せみおんせん

山形県北東部、最上(もがみ)郡最上町にある温泉。源義経(よしつね)一行が発見したといわれ、小国(おぐに)川の左岸に旅館が建ち並ぶ静かな温泉場。最上地方の奥座敷として利用され、小国川渓谷の新緑や紅葉、アユ釣りの名所として知られる。泉質は塩化物泉。JR陸羽(りくう)東線瀬見温泉駅下車。国道47号が通じる。

中川 重]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瀬見温泉」の意味・わかりやすい解説

瀬見温泉
せみおんせん

山形県北東部,最上町にある温泉。泉温は 70℃で,湯量の豊富な食塩泉。亀割山 (594m) をに JR陸羽東線,国道 47号線に沿う小国川の峡谷にあり,秋の紅葉時は特に美しい。湯治場として発展したので自炊客相手の朝市もあり,地方色豊かな情景がみられる。小国川でのアユ釣り,冬のスキーなど新庄方面からの観光客も多い。

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デジタル大辞泉プラス 「瀬見温泉」の解説

瀬見温泉

山形県最上郡最上町、小国川の渓谷にある温泉。源義経一行が発見したとの言い伝えがあり、付近には義経ゆかりの旧跡が数多く残る。

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