精選版 日本国語大辞典 「瀬戸内式気候」の意味・読み・例文・類語
せとうちしき‐きこう【瀬戸内式気候】
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瀬戸内海沿岸地域にみられる特有の気候。海岸に面していながら,北は中国山地,南は四国山地に囲まれているために,一種のフェーン現象で,季節によっては日本で最も乾燥した気候となる。農耕上,最も水を必要とする夏季に,日本で最も雨が少ない地域となっており,干害も多い。古くから溜池利用が盛んであり,日照率が高いので,かつては塩田も多くみられた。夏は南東季節風の陰に,冬は北西季節風の陰に位置し,穏やかなようであるが,広島も岡山も,夏は南四国より暑く,冬は鳥取や松江より低温になることが多い。このように,瀬戸内は周辺を山に囲まれて一種の盆地気候に類似している。とくに夏の夕なぎは,体感的に長く続くので有名である。なお,瀬戸内地域に山火事が多く,はげ山が多い理由の一つとして,乾燥気候であることがあげられる。
執筆者:福岡 義隆
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