濁悪(読み)じょくあく

精選版 日本国語大辞典 「濁悪」の意味・読み・例文・類語

じょく‐あく ヂョク‥【濁悪】

〘名〙 仏語人心がけがれ、悪が満ち満ちていること。五濁と十悪。
※本朝文粋(1060頃)一〇・一称南無仏詩序〈慶滋保胤〉「寧非如来勑。為如来使。来此娑婆世界。度于濁悪衆生乎」 〔観無量寿経

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デジタル大辞泉 「濁悪」の意味・読み・例文・類語

じょく‐あく〔ヂヨク‐〕【濁悪】

仏語。五濁ごじょくと十悪。けがれと悪とに満ちていること。「濁悪末世

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