澤地久枝(読み)さわち ひさえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「澤地久枝」の解説

澤地久枝 さわち-ひさえ

1930- 昭和後期-平成時代のノンフィクション作家。
昭和5年9月3日生まれ。中央公論社にはいり,雑誌編集者ののち,五味川純平の資料助手となる。昭和47年「妻たちの二・二六事件」でみとめられる。昭和史の掘りおこしをつづけ,53年「火はわが胸中にあり」で日本ノンフィクション賞,61年「滄海(うみ)よ眠れ」ほか菊池寛賞。ほかに「昭和史のおんな」など。平成21年朝日賞。22年NHK放送文化賞。東京出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android