潮水(読み)ちょうすい

精選版 日本国語大辞典 「潮水」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すい テウ‥【潮水】

〘名〙 海の水。しおみず。海水。うしお。
太平記(14C後)一〇「我朝の神功皇后は、新羅を責給し時自ら干珠を取、海上に擲給ひしかば、潮水(テウスヰ)遠く退て終(ついに)戦に勝事を得さしめ給ふ」 〔隋煬帝‐春江花月夜詩〕

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デジタル大辞泉 「潮水」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すい〔テウ‐〕【潮水】

海の水。うしお。海水。

しお‐みず〔しほみづ〕【潮水】

海の水。うしお。

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普及版 字通 「潮水」の読み・字形・画数・意味

【潮水】ちよう(てう)すい

うしお。〔楚辞九章、悲回風〕霜(とも)に下るを悲しみ 水の相ひつを聽く

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「潮水」の解説

潮水 ちょうすい

1814-1886 江戸後期-明治時代俳人
文化11年生まれ。父五木(ごぼく)にまなび,弘化(こうか)5年父の跡をついで2代五木庵を名のり,大坂出口町にすむ。安政3年出家した。明治19年8月10/12日死去。73歳。日向(ひゅうが)(宮崎県)出身。姓は島津通称は勘助,島津屋徳三郎。編著に「潮水行脚記念集」など。

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