潮上帯(読み)チョウジョウタイ

デジタル大辞泉 「潮上帯」の意味・読み・例文・類語

ちょうじょう‐たい〔テウジヤウ‐〕【潮上帯】

海岸の、高潮線より上の部分。常時、直接海水に浸らないが、波しぶきを浴びる。乾燥潮風に強い生物が生息する。飛沫帯ひまつたい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の潮上帯の言及

【潮間帯】より

…潮間帯内は潮汐の行動によって,上部から大潮最大満潮線,大潮平均満潮線,小潮平均満潮線,平均潮位,小潮平均干潮線,大潮平均干潮線,大潮最低干潮線の七つの潮位が区別される。小潮平均満潮線以上を潮上帯supralittoral zoneとよび,小潮の平均満潮線と平均干潮線の間を中潮帯mediolittoral zone,小潮平均干潮線以下を潮下帯infralittoral zoneとよんでいる。潮間帯には岩礁性と砂泥性のものがあり,砂泥性で広いものは干潟,砂浜といわれている。…

※「潮上帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android