潤目鰯(読み)ウルメイワシ

デジタル大辞泉 「潤目鰯」の意味・読み・例文・類語

うるめ‐いわし【潤目×鰯】

ニシン科の海水魚全長約20センチ。マイワシより体は丸みを帯び、しりびれが小さい。本州中部以南の沿岸に回遊してくる。脂肪が少なく、干物にして美味。 冬》
[類語]真鰯片口鰯

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精選版 日本国語大辞典 「潤目鰯」の意味・読み・例文・類語

うるめ‐いわし【潤目鰯】

〘名〙 ニシン科の海魚。全長二〇センチメートルに達する。マイワシに似るがマイワシよりも細長く円筒形で、腹びれ背びれよりも後方下にある。目が脂質によっておおわれ、うるんだように見えるところから名づけられた。本州以南、世界中の温帯熱帯水域に広く分布し、四~六月の産卵期に多く漁獲される。脂肪がほかのイワシにくらべて少なく、塩干品として美味。うるめ。《季・冬》 〔本朝食鑑(1697)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「潤目鰯」の解説

潤目鰯 (ウルメイワシ)

学名Etrumeus teres
動物。ニシン科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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