潜心(読み)せんしん

精選版 日本国語大辞典 「潜心」の意味・読み・例文・類語

せん‐しん【潜心】

〘名〙 心を落ち着けて一心に考えること。
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「潜心繊密吾と心の覚のある著しい上帝と云人は」 〔漢書‐董仲舒伝〕

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デジタル大辞泉 「潜心」の意味・読み・例文・類語

せん‐しん【潜心】

[名](スル)心を落ち着かせてその物事に取り組むこと。
ゲーテ生物研究に―し」〈西田・善の研究〉

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普及版 字通 「潜心」の読み・字形・画数・意味

【潜心】せんしん

専心する。〔晋書峻伝〕太常袤、峻を見て大いに之れを奇とし、擧げて士と爲す。時に・老を重んじて、經を輕んず。峻、の陵遲(りようち)(衰微)せんことを懼れ、乃ち心を儒典に潛め、~經始を發し、凝滯を申暢す。

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