漫録(読み)まんろく

精選版 日本国語大辞典 「漫録」の意味・読み・例文・類語

まん‐ろく【漫録】

〘名〙 筆のおもむくままに書くこと。また、その書いたもの。漫筆
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後「西洋諸邦の雑事を聞見に従て漫録するを以て」 〔四庫提要‐子雑家類〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「漫録」の意味・読み・例文・類語

まん‐ろく【漫録】

何という目的もなく書き記すこと。また、書き記したもの。漫筆。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漫録」の読み・字形・画数・意味

【漫録】まんろく

漫筆。宋・王復〔能改斎漫録、後序家君(呉曾)復に謂ひて曰く、予(われ)少より壯に至り、四方走し、賢士大夫に從ってび、得る多し。~復をして之れを筆記せしめ、~十卷と爲し、能改齋漫と號(なづ)く。

字通「漫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android