滑止(読み)すべりどめ

精選版 日本国語大辞典 「滑止」の意味・読み・例文・類語

すべり‐どめ【滑止】

〘名〙
① すべるのを防ぐもの。あるいはその装置
作戦要務令(1939)一「氷上を通過するには〈略〉靴に滑止めを附し」
入学のための受験さい、志望する学校へ入れない場合を考えて、別の入れそうな学校を受験しておくこと。また、その学校。
③ 進むべきまともな道からはずれるのを防ぐもの。
※軽口浮世ばなし(1977)〈藤本義一一九「若い時に、こういう大人(たいじん)とつながりをもつことはいいことだと思う。人生のスベリ止めになったりするものだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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