溶離曲線(読み)ヨウリキョクセン

化学辞典 第2版 「溶離曲線」の解説

溶離曲線
ヨウリキョクセン
elution curve

溶出曲線ともいう.液体クロマトグラフィーにおいて,横軸に溶出し溶媒体積縦軸に溶離される化合物,またはイオン濃度,またはそれにかわるものをプロットした曲線.二つ以上の化合物またはイオンが十分分離されるかどうかを判断するときに用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「溶離曲線」の解説

溶離曲線

 クロマトグラフィーで,固定相である支持体から分離された物質を移動相へ溶かし出し,出現する物質量時間に対して示した図.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android