溝状斜交成層(読み)みぞじょうしゃこうせいそう(英語表記)trough cross-stratification

岩石学辞典 「溝状斜交成層」の解説

溝状斜交成層

船型の曲線状の底面を持つ斜交成層で,浸食が原因である[McKee & Weir : 1953].斜交成層の一種で,一群の斜交成層よりなる堆積単位層の底面が船底状となっているもの.底面がほぼ平面のものを板状斜交成層という[木村ほか : 1973].花綵状斜交成層(festoon cross-stratification)[Knight : 1929, Twenhofel : 1939].三日月形斜交層理(cescent type cross-bedding)[Moberley : 1960].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android