源蔵町(読み)げんぞうまち

日本歴史地名大系 「源蔵町」の解説

源蔵町
げんぞうまち

[現在地名]北区西天満にしてんま三丁目

西樽屋にしたるや町の北にあり、天満堀てんまほり天神小てんじんこ橋西詰から西へ延びる両側町。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷天満組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数二九・役数三一半役で、うち年寄分一役が無役。年寄は雑賀屋次郎右衛門。「難波鶴」によると山城淀藩蔵屋敷があったが、貞享四年(一六八七)新撰増補大坂大絵図以降の絵図にはみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android