朝日日本歴史人物事典 「源三郎」の解説
源三郎
奈良の蒔絵師という。一般に蒔絵師源三郎として知られる。『人倫訓蒙図彙』(1690)の巻3に「蒔絵師源三郎筆」とあるものがあり,図彙の巻1・巻2を源三郎画とする説がある。それに従えば,西鶴の浮世草子など元禄・宝永期(1688~1711)のかなりの作品が源三郎画と比定される。
(浅野秀剛)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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