満溢(読み)まんいつ

精選版 日本国語大辞典 「満溢」の意味・読み・例文・類語

まん‐いつ【満溢】

〘名〙 いっぱいになってあふれること。また、いっぱいになること。汎溢。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
随筆耳嚢(1784‐1814)六「鶴に限りては、或は六、七分目餌袋に餌あり。満溢の事なし」 〔漢書‐溝洫志〕

みち‐あふ・れる【満溢】

〘自ラ下一〙 みちあふ・る 〘自ラ下二〙 (「みちあぶれる」とも) いっぱいになってこぼれる。あふれ出る。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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