満州文芸春秋社(読み)まんしゅうぶんげいしゅんじゅうしゃ

世界大百科事典(旧版)内の満州文芸春秋社の言及

【文芸春秋[株]】より

…35年に芥川賞,直木賞,39年に菊池寛賞が設けられ,38年に設立された財団法人〈日本文学振興会〉が授賞事務を行っている。1937年日中戦争が勃発すると,《文芸春秋・事変増刊》を《現地報告》と改題,月刊化し(1938),《大洋》を創刊(1939),43年には満州文芸春秋社を設立するなど戦争協力の姿勢を強めた。第2次大戦後の46年3月,菊池寛は社の解散を表明,翌4月に佐佐木茂索を社長に文芸春秋新社を設立,《文芸春秋》《オール読物》《文学界》を引き継いだ。…

※「満州文芸春秋社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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