湯西川温泉(読み)ゆにしがわおんせん

精選版 日本国語大辞典 「湯西川温泉」の意味・読み・例文・類語

ゆにしがわ‐おんせん ゆにしがはヲンセン【湯西川温泉】

栃木県塩谷郡栗山村にある温泉鬼怒川支流の湯西川に沿う。泉質は単純泉。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯西川温泉」の意味・わかりやすい解説

湯西川温泉
ゆにしがわおんせん

栃木県日光市(にっこうし)の北西部にある温泉。鬼怒(きぬ)川の支流湯西川渓谷に位置する。平家落人(おちゅうど)の伝説がある。温泉の発見天正(てんしょう)年間(1573~1592)とされ、長い間ひなびた湯治場であった。開発が進んだのは1951年(昭和26)の自動車道路開通後で、設備近代化し、行楽向きの温泉へと変化した。泉質は単純温泉。野岩(やがん)鉄道湯西川温泉駅よりバスで約30分。

[櫻井明久]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湯西川温泉」の意味・わかりやすい解説

湯西川温泉
ゆにしがわおんせん

栃木県北西部,日光市北部,湯西川上流域にある温泉。泉質は単純泉。泉温約 33~53℃。近世初頭頃の発見で,川に沿って湧出する。古く平家の落人が住みついたとも伝えられ,平家塚がある。付近にはスキー場人造湖五十里湖 (いかりこ) があり,観光客が多い。日光国立公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「湯西川温泉」の解説

湯西川温泉

栃木県日光市北西部、鬼怒川支流の湯西川渓谷にある温泉。平家落人が河原に湧き出る温泉で傷を癒したといわれ、多く落人伝説が残る。

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