減込(読み)めりこむ

精選版 日本国語大辞典 「減込」の意味・読み・例文・類語

めり‐こ・む【減込】

〘自マ五(四)〙
① 押しつけるようにしてはまり込む。
※雑俳・柳多留‐三六(1807)「土手鳥居がめりこんだやうに見へ」
② 沈むようにへこむ。陥没する。また、押されてへこむ。
※落語・初夢(1894)〈禽語楼小さん〉「アア痛い痛い。重たい重たい。肩が没込(メリコ)みそうだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android