渙然(読み)カンゼン

デジタル大辞泉 「渙然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん〔クワン‐〕【×渙然】

[形動タリ]解けるさま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「渙然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん クヮン‥【渙然】

〘形動タリ〙 解けるさま。疑問、迷いなどが解けるさま。
※土井本周易抄(1477)六「而後にたちかへり見れば、渙然たる太平の世也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「渙然」の読み・字形・画数・意味

【渙然】かん(くわん)ぜん

さらりととける。晋・杜預〔春秋左氏伝の序〕將(まさ)に學をして、始めを原(たづ)ねりを(もと)め、~自ら之れに趨(おもむ)かしめ、江、膏澤の潤の(ごと)く、渙然として冰釋し、怡然として理順(したが)ひ、然る後に得たりと爲すなり。

字通「渙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android