精選版 日本国語大辞典 「渋皮」の意味・読み・例文・類語
しぶり‐かわ ‥かは【渋皮】
〘名〙
① =しぶかわ(渋皮)①
② =しぶかわ(渋皮)③
③ =しぶかわ(渋皮)④
※俳諧・遠近集(1666)四「折し手のしふりかはをもむくげ哉〈高寿〉」
④ 一風変わっていること。
しぶ‐かわ ‥かは【渋皮】
〘名〙
② 渋柿の皮。
※俳諧・口真似草(1656)三「しぶかはやむけばあまはだつるし柿〈盛政〉」
③ 衣類の下にある人の肌。また、動物の表皮。皮膚。しぶりかわ。
※虎明本狂言・蛸(室町末‐近世初)「のがれもやらで引あげられ、しぶかはも、むけよむけよとあらはれて」
④ あかじみてきたない皮膚。また、あかぬけしない容姿。しぶりかわ。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)八「白土を皆削をとして、鼻のしふ皮をもむかさず」
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